スタンフォード再びⅡ 旅行記⑲ ラッセン火山国立公園

10年ぶりの訪問となるラッセン火山国立公園。Lassen Volcanic National Park (U.S. National Park Service) (nps.gov)

<ラッセン火山国立公園周遊ルート記録>

10年前にラッセンを訪れた時は時間の制約もあって、スキップした箇所が多かったので…1日丸々かけても完遂した!という気分にはなれませんでした。。

理想を言うとココは本来2-3日あっても良い位見どころ満載の場所なのです。ですが今回も日帰りなので効率良く周遊しました。

ラッセン国立公園のエントランスは2か所あります。南東口と北東口です。前回は南東口から入って途中で引き返すルートだったので、今回は北東口から入るルートにしました。レディングからの往復には北東口が最短です。

キャプチャ

公式マップの地図 ★は今回巡った場所

私たちは北東口エントランスから入ったのですが、丁度料金所の人が不在で沢山の車が立ち往生していました。料金所には封筒が置いてあって、クレジットカードの番号を記載して決済するか、現金を同封してポストに入れるの2択でした。クレジット番号はリスクもあるので、現金40ドルをポスティングしました。

‥実は後で分かったのですが、次の日に訪れたウイスキータウン(Whiskeytown)、クレーターレイク国立公園(Crater Lake NP)共通の年間パスが55ドルであるので、2か所以上巡るなら、こちらの方が断然お得だったのです💀

料金所の人が居たら教えてくれてたかもしれないなあ…

1⃣Northwest Entrance and Loomis Museum: 北東口とルーミス博物館

北東口の近くには博物館やお土産ショップ等があります。ここで色々と情報を確認して観光をスタートするのが良いと思います。

と言うのも火山の状況によって閉鎖になっている区域もあるので効率良く周るには、事前に当日の状況を確認しておいた方が良いのです。

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北東口にある小さな博物館、トイレやお土産ショップもある

気になる本日のコンディションは…

↓今日はほぼ大丈夫のようです!

当日の情報が掲示板で記載されています。’CLEAR’が多くて良かった!!

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ゲート付近に置いてあるTrail Conditonsは要チェック!

北東口にある博物館の中は、動植物や火山岩石の展示、またショートムービー等があり、見どころもまとめられているので子供達には良い学びの場となります。

2⃣ Devastated Area: 直訳すると、被災地エリア。

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Devasted Areaからのラッセン山。壮大な姿に圧倒される。

その名の通り、1915 年から 1916 年のラッセン火山噴火で焼け野原となった地域です。駐車場から火山を近く見ることが出来ます。周囲には大きな岩石がゴロゴロと転がっており、噴火で落ちてきたのだと分かります。ただその噴火から100年以上が過ぎた今は草木が蘇っており、自然のサイクル、再生を感じることが出来ます。

ピクニックエリアもありましたが、日陰では無かったのでココでは休憩しませんでした。

3⃣ Summit Lake :サミットレイク

そろそろお昼時なので、良い感じの場所を探します。どこも絶景ではありますが、このSummit Lakeは特にお勧めです!!

夏季はキャンプ場にもなっているのでRV車も多く止まっていました。駐車場からすぐのところにとても浅い湖があって、とても美しい場所でした。

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池に入っても水深は5㎝程。

素敵なフォトスポットです。

湖は浅く、流れがほとんどないので、温度も冷たすぎない感じでした。湖の中には小さな小魚や青色のトンボが居ました。昼時でしたが、ほとんど人が居なくて、静かな湖畔です。きっと夜は星空がきれいだと思います。

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アメリカなので屋外で食事をすると小型の蜂が来てしまうのが難点…

ピクニックテーブルもあって、ここで昼食をとることにしました。南東口の方にはビジターセンターに小さなレストランがあるようですが、 園内は大きなレストランは無いので自分で予め調達しておいた方が良いです。

私たちはレディングのスーパーでサンドイッチを簡単に作れるようにパンと具材を買って来ました。ホットコーヒー位あればもっと落ち着くだろうけど、そこまでは準備できませんでした。

4⃣Lassen Peak: ラッセン火山の頂上付近

サミットレイクでの昼食を済ませて、 車を先に進めていくと、グングン標高が高くなっていきます。

ラッセンピーク(頂上)に一番近いところでは、標高2,591mになります。ここから2.5マイル(約8㎞)の登山で頂上である3,187mまで行くことが出来ます。かなり事前に準備して行かないと大変そうですが…登山する強者も結構見られました。

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山頂を目指す人が小さく見えて、その距離感に驚かされる。近そうに見えるけど…多分めちゃくちゃ時間かかる

8月にも関わらず、色んな所に雪が残っていました。雪というよりはもう大きな氷の塊といった感じ。そんなに気温も低くないのに、こんなに雪が残っているのが不思議です。

5⃣Lake Helen:レイク ヘレン

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ボートを持ってきて遊ぶ家族もいた。

ラッセンピークを過ぎると透明度の高い湖が目の前に現れます。ヘレン湖です。高山の湖は、先ほどのサミットレイクもそうですが、一切水の流れや波が無く、それが神秘性を増している気がします。

単純に雪解け水でできた湖という事だと思いますが、それにしても透明度がすごい!!このヘレン湖は標高も高い位置にあるので、とてもではないけど水遊びが出来る水温ではありませんでした。水が冷たすぎ…💦

ただアメリカ人は泳いでいたりボートを持ち込んだりしていました。すごいです・・

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この透明感!!

レイク ヘレンを過ぎると同じような湖のエメラルド レイクが現れます。少しレイクヘレンよりも大きめな湖です。

ヘレンと同様に透明度抜群、色はまさにエメラルドグリーン!

6⃣Bumpass Hell :バンパス ヘル

このバンパス・トレイルがラッセン火山国立公園のトレイルの中でも一番有名な場所です。間欠泉などの活火山活動を間近に観察することが出来ます。トレイルは往復1時間半位です。きれいな山道を辿るルートです。

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バンパスヘルに行くなら登山靴と登山帽は必須。

途中でVista Point(見晴台)も幾つかポイントがあり、映える写真が撮れます。

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Bumpass Hellにある絶景!!!

岩の下は絶壁なので少し怖い気もしますが…座ってみると青い空に吸い込まれそうです。遠くに見える森林も山火事の痕がところどころに見えます。

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Bumpass Hellにある見晴台ポイント。絶景!!

バンパス・トレイルのゴールには間欠泉が。お湯もグツグツ沸いていて、硫黄の香りと白濁したお湯がイエローストーンや箱根のような感じです。

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バンパスヘル。ウッドデッキになっていて近くで観察できる

実はゴールまでちゃんと行ったのはトニーと息子だけ。私と娘、そして両親は途中で引き返して、写真撮影や高山植物などを観察してゆっくり過ごしました。

ちなみにヘレン湖もトレイルを少し外れると簡単にアクセスできる距離にあります。

7⃣Kings Creek Meadow:キングスクリークメド―

長いトレイルを終えたので、またピクニックエリアでのんびりします。キングスクリークは、可愛い小川がある牧草地帯です。息子は小川で釣りをしながら、持参したフルーツをおやつにしました。

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おススメNo1ポイント。癒される場所。

ここは、四季折々の自然を楽しんだり、星空観察にも最適だと思います。10年前もここでピクニックしたのですが、訪れる季節が少し違うだけで雰囲気もだいぶ違って見えました。

↓前回の旅行記 ラッセン旅行記⑦ ラッセン火山国立公園 Lassen Volcanic National Park その2 | Blue sky Stanford lifeBlue sky Stanford life (alfyukio.sakura.ne.jp)

ここまで来てもう夕方近くなってきました。。名残惜しいけれど帰り道もそこそこ長いので(1時間半)、レディングに向かう事にしました。

それにしてもラッセン⇒レディングの道中は本当に何も無く、お土産物売り場とかチーズ屋さんとか、ワイナリーとか、あったら楽しいのですが、本当に何も無いんです。

という事で帰りの車の中は運転手以外は皆爆睡となりました。

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