青森ねぶた祭は毎年8月2日~7日に開催されます。東北のねぶた祭といっても、実は「青森ねぶた」「弘前ねぷた」「五所川原立佞武多」と色々あるようですが、今回は一番規模が大きい「青森ねぶた」、しかもその最終日だったのです。クルーズ船のスケジュールは良く考えられています。最終日のねぶた祭は下記のようなスケジュールでした。
13:00~(大型ねぶた先頭出発時間) 大型ねぶたの運行(約20台運行予定)
19:15~21:00頃 (会場:青森港) 第70回青森花火大会・ねぶた海上運行・花火
定刻になると賑やかなねぶた囃子の音楽と共にハネト衣装(正装)を着た参加者が行進してきました。このハネトとは漢字では「跳人」と書き、ねぶたと一緒に祭りを盛り上げる踊り子のことです。
なんと正装していれば自由に参加することが出来るので、ハネト集合場所(新町柳町交差点海手)すれば良いのだそうです。市内の洋服屋さんでレンタルも出来るので、時間に余裕があれば面白いかもしれません。ハネトの衣装の購入・レンタル方法 – 青森ねぶた祭 (nebuta.jp)
最初は小さめのねぶたの作品が出てきました。ねぶたって…御神輿的なので人力で持ち上げているんですね・・大変そう💦
大きいねぶたの作品はかなり大迫力です。どの作品もちゃんとテーマとなる伝説があり、見ごたえのあるものです。ねぶたの下には数十人が作品支えていて大変そうです。
名馬の産地である七戸(青森県 七戸町しちのへまち)。源頼朝の愛馬で、有名な「宇治川の先陣争い」で活躍した「生唼(いけづき)」という名馬がこの七戸産だそうです。
上北地方の吹越村(ふっこしむら)のお宮に祀られている権現さま。火事があると空を飛んで火消をしてくれる。
藤崎町矢沢八幡宮の裏にあった「赤沼」。坂上田村麻呂と蝦夷の棟梁高丸が戦った際、田村麻呂が斬り付け高丸が沼に落ちて赤い血で染まったという。この赤沼には高丸の化身である大きな蟹が住み着いている…
平将門の娘である五月姫は怨念をつのらせて滝夜叉姫となる。がしゃ髑髏などを集めて天下に災いをもたらせていた。そのため大宅太郎光圀に成敗されるが最後は改心して昇天する。
ねぶたの作品は20台程続きました。1時間半ほどで全部見終わる感じだったと思います。昼のパレードが終わって夕方まで少し時間もあったので近場の温泉でも行こうか、ということになりました。
青森市内から近い浅虫温泉に行きました。平安時代から温泉地として知られている様で、この地区には幾つか温泉旅館が軒を連ねています。海に浮かぶ湯ノ島が綺麗に見えます。
「松の湯温泉公衆浴場」という大人300円程で入れる温泉場を見つけたので入りました。無色透明でさっぱりとした泉質でした。クルーズ船ではお部屋には小さなシャワー室だけだし、大浴場はなかなか入らないので、とても良かったです!!浅虫温泉公衆浴場 松の湯 | 温泉 | 青森市観光情報サイト「あおもり案内名人」 (atca.info)
続く。