温泉場駅にある金剛公園に立ち寄ってみました。金剛公園は、山の上にあるのでロープウェイで上がります。天気が良くて時間があればハイキングコースとしても良さそうです。
金剛公園・金剛植物園: 釜山に行ったら : 名所 : 名所: 부산시 공식 관광 포털 비짓부산 visit busan
金剛公園のロープウェイに乗って山の上に行くとトレイルとなっているのですが、金井山の反対側には韓国の万里の長城と言われる金井山城、韓国5大寺院である梵魚寺があり有名なハイキングコースと続いているようです。
しかし梵魚寺まで行くには約5時間もかかるそうです・・💦 また金井山城の一番近い南門までも約30分。それすら子連れ・シニア連れだとキツイので展望台周辺を散策する位にしておこうという事になりました。
この周辺は国立公園にも指定されている見所が多いエリアですが、まだまだ観光エリアとして整備しきれていない感じがしました。それには事情があるようです・・
金井山城は、韓国三国時代の新羅が最初に建立したものだとされています。豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の際に破壊され、その後李氏挑戦に再建されるものの、第二次大戦の日本軍侵略でまた破壊…、戦後しばらくして復元する作業が始まり今も続いています。
日本人として責任を感じますね…
ロープウェイを降りると金井山城の南門への登山路になっています。ですが、そこまでも1.3㎞あり、天候もイマイチ、そして出航時間も気になる…という事で少し散歩するだけにしました。
森林の山道を歩いていると、クルーズ旅行を忘れてしまうような感覚になります。
ロープウェイを降りて、しばらく歩いたところに休定庵という建物がありました。割と新しいようですが、、一体何なのか…??
どちらかと言うと背後の岸壁に仏像が多く刻まれていて、これを目的にお参りに来る方がいるようです。
休定庵の中。お願い事が書かれた札が天井から吊るされています。
日本で言うとおみくじを木に結ぶ的な…?? それよりはご利益強そうな感じです(笑)
裏庭にはキムチを詰める壺「ハンアリ」並べてありました。
キムチはもともと、長い冬の間いつでも白菜を食べられるよう生まれた発酵食品なので、適度な温度を保ちゆっくり発酵していく事がとても重要です。土の中は常に5~10℃の温度を維持しているので、「ハンアリ」にキムチを入れて、蓋をして土の中に埋めておくと長期保存が可能だったそうです。
しかし、何故ここにキムチの壺が…?? お寺でもキムチを漬けるイベントがあるのかしら。
全体的に歴史もあって興味深い金井山ですが、如何せん標識などが全てハングルOnlyなので外国人には理解しきれない場所でした。もっと英語表記の説明文とかを追加すれば、めちゃめちゃ良い史跡巡りツアーになるのでは。。
既に夕方16時になっていたので、再び釜山市内に戻って、大急ぎで夕食。
韓国の〆はやはり焼肉!!!
無料シャトルバスの時間まで約1時間程。バスの集合場所であるBIFF広場付近には多くの焼肉レストランが並んでいました。時間が無いので適当に良さそうなお店に入りました。
何も調べずに入ったお店でしたが、焼肉とっても美味しかった!!!
また行きたいけど・・店名を忘れてしまった💦
サービスのキムチも超美味。これをお土産にしたかったくらい。。
大人5人、子供2人全部で合計9,000円。安い~✨
クルーズ船の無料シャトルバスの時間は最終19時だったのですが、何とかバスに間に合いました。。
「韓国のお土産、買ってない~😢」
クルーズ船に乗り込む直前の所で、簡易的な売店があるのを見つけて(でも店じまい寸前だった)、余ってた韓国のりと缶入りのキムチを購入。きっとチャガルチ市場だったらもっと安くて色んな種類あったんだろうなあ。。
大満喫した釜山日帰り旅行。
本当に楽しかった~🎶