クルーズ3日目。
昨日は終日航海の日だったので、船内でゆっくり過ごしました。
3日目の今朝は秋田港に到着しました。夕方には秋田市内の竿灯まつりがあるので、それまでは終日フリータイムです。
事前にレンタカーを予約していたので、運転手のトニーとデジ(父)がレンタカーの場所まで行って車をピックアップして角館町(かくのだてまち)に向かいました。1時間位のドライブです。
武家屋敷通りに来ると、もう江戸時代にタイムスリップしたかのような街並みです。田沢湖角館観光協会-Tazawako Kakunodate Tourism Assosiation- (tazawako-kakunodate.com)
きっと冬は雪が深くなるのだと思いますが、、四季どの季節も綺麗だろうな・・と思います。
角館は、江戸藩政時代の面影を残す町で重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。武家居住区の「内町」と町人居住区「外町」に分かれています。
武家屋敷通りには「青柳家」「石黒家」などの屋敷が多く立ち並んでいて見学できますが、全部入館するのは時間もかかってしまうので、「石黒家」に入って見学しました。
この区画でひときわ目立つ近代的で立派な建物。地域の伝統工芸品である樺細工(かばざいく)の伝承館です。他にも白岩焼、長八塗、イタヤ細工など、江戸時代に発展した工芸品の展示を見ることが出来ます。仙北市立角館樺細工伝承館 観光情報 | 仙北市 (city.semboku.akita.jp)
長く続いた江戸時代。戦いや争いもない時代が続いたので、武士達がこういう工芸品に力を入れていたのでしょう。
お昼ご飯は、このエリアにある稲庭うどんのおみせで頂きました。武家屋敷っぽい店構えのところで良い感じでした!
午後はまた少し車で15分程移動して抱返り渓谷に行ってみました。
抱返り渓谷 観光情報 | 仙北市 (city.semboku.akita.jp)
遊歩道の入口近くに鎮座する老杉に囲まれた神社です。神社自体は小さいですが何となく荘厳な雰囲気を漂わせています。
見どころである「回顧の滝」まで行くのは約40分程のウォーキング。
途中の河原で一休み。この川は玉川といって雄物川の支流としては最長で、上流の方には田沢湖・玉川温泉などの有名な温泉地があり、川の水も同様にコバルトブルーっぽい色合いです。水質的にはアルミニウムが含まれており、波長の短い青い光がアルミニウムで散乱され青く見えるということです。
子供たちはしばし水遊びを楽しみました。トニーと私も足だけ川の水に付けるととても涼やかで疲れが取れました。それにしても美しい水の色です…日本にもこんな綺麗な川があるなんて!
上の方の橋から手を振る父達。河原に下りるのが面倒だったようです(笑)
しばし角館エリアで観光をした我々一行ですが、夕方になると今回の寄港地の目玉イベントである「竿灯まつり」が待っていましたので、早めに秋田市内に戻ることにしました。
続く。