最後に立ち寄ったのはココ。こじんまりしたワイナリー。http://www.mauritsonwines.com/オーナー(というかワインを作ってる方)が若いだけあってとてもモダンな作りをしているテイスティングルーム。ただ、畑自体の歴史は140年ととても長く、6世代続いているとか。
さあ、どんな味のワインが出てくるのか・・・!時間は日曜日の3時だけど店内は空いていました。試飲をする前に見せてくれたのが上の各Vineyardsの土壌。色など性質がその区画によって全く違っています。ここ周辺のワイナリーの方が共通して言っていたのは、同じDry Creekでも土壌が多種多様で一概にはココはこんな風だ!と言えない、という事。これを見せられると確かに納得。ここのワイナリーは小規模のようですが、作っている品種は結構ある。でも一押しなのがRockpileというAVAで作られているワイン。http://rockpileappellation.com/viticulture.phpRockpile(AVA)は、Dry Creekの北に位置する所で少し標高が高め(800フィート~2100フィート)。日当たりもよく、濃い霧がかからないので濃い赤を作るのに適しているらしい。土壌も近隣とは違い、粘土質で鉄分を含んでいるような性質。
というような説明を受けながら、そこで育ったカルベネやジンファンデルを試飲。でも思ったよりも???という味でピンと来なかった。
しかし、後日分かるのですが、ここの説明通りRockpileは確かに良質のカベルネに適していたのです。2週間後に行ったAlexander Valleyのワイナリーで飲んでとても美味しかったカベルネは、Rock pileで、目から鱗でした。