ツアーバスは続いてサクスマン・トーテム・パーク(http://www.capefoxtours.com/saxman.html)へ。それにしてもバスからの海岸沿いの風景がなんとも綺麗。サクスマンSaxmanはケチカンKetchikanとは別の市になっています。(同じRevillagigedo島にあって同じ特別区管轄)このSaxmanには、殆どの住人がトリンギット族Tlingitで約450人の小さな村。
サクスマン・トーテム・パークはトーテムポールは無料で見ることができて、有料ツアーだけ、トーテムポールのデモストレーションを聞くことが出来る。見かけから察するにデモを行っている人もネイティブ、トリンギット族の方なんだろう。私達のツアーはこのデモは含まれていないようで、外から見てツアーガイドのおじさんが説明をしてくれました。トーテムポールはレッドシダー(杉)を使って作っていて、同じ杉を使ってネイティブの人はカヌーも作っていたのだが、釘等の木以外の素材を使わずに木の柔軟性を利用して作っていた。(丸太を削って溝を作り、端の部分は曲げてカヌーの形にする)公園内には多くの大きなトーテムポールが道の両脇に立っていて全てデザインが違って一つ一つ見るととても面白い顔をしています。このトリンギット族の場合は、伝説に出てくる4種類の動物を中心に(鯨・カラス・鷲・熊)モチーフになっているものが多く、色は、赤・黒・青の三色のみ。公園の一番奥に鎮座する建物はThe Saxman Beaver Clan House。やはり杉を使っており伝統的な共同家屋。上記サイトで予約をすると、中に入れたり民族ダンス等を経験できるらしい。少し入るとちょっとしたトレイルが。木漏れ日がとても綺麗で清清しい。アラスカっぽさを感じるのは何故だろう。ギフトショップも伝統的な家の紋章(Clan)をモチーフにしたデザインの民芸品が多くて、超カワイイ。鮮やかでダイナミックなデザインに嵌りそう。でも意外とお値段的には高い。ハンドメイドだから仕方ないのかなあ。