我々を乗せた観光バスはスタンレー公園を後にして、続いてグランビル・アイランドへ。バスはGranville Street Bridgeを渡って行きます。スタンレー公園前からフェリーで行く事もできましたが、時間効率も考えて、今回はバスで周遊するだけにしておきました。出島のような感じです。
橋からはダウンタウンが綺麗に見渡せました。嘗ては工場地区だったそうですが、今やその面影はあまり無く、お洒落なショッピングモールやお店が立ち並んでいました。http://granvilleisland.com/
続いてバスはバンクーバーの中心街に戻ってきました。中華街に向かって走ります。
途中でバンクーバー中央図書館。図書館とは思えないビル。http://www.vpl.ca/
続いてバスは中華街へ。先ほどと違って一気に近代的なビルが少なくなります。サンフランシスコに続いて北米最大の中華街。確かに、大きい。美味しい中華のお店も多そう。
中華街を通り過ぎバスはギャスタウンへ。途中の道は少し古く、治安が悪そうな場所でココを歩くのは怖くて出来ないかも。ギャスタウンに近づくにつれまた治安は良くなっていき、建物や街自体も趣があって良い雰囲気に。同じエリア内に中華街、治安の悪い場所、歴史的建造物地区、お金持ちのエリアが密集している所が、サンフランシスコや横浜に似通っているなあ。
ギャスタウンという名前の由来は、イギリス出身でこの地で酒場を始めたデイトン氏のあだ名、ギャシーGassy（騒々しい）。何となく近隣の治安の悪さはココから来たものかも。少し先まで行くと、確かに今でも酒場、クラブが多くなる。http://www.gastown.org/
ギャスタウンで一番の名物の蒸気時計。蒸気を動力としていて、いつも蒸気が出ています。15分毎に笛が鳴って、毎時0分には少し長めの懐かしい音色が。とてもレトロで趣があります。
ギャスタウンでお土産を買って、街を散策しつつ、最後またカナダプレイスまで徒歩で戻りました。カナダプレイスに着くともう夕方で、そろそろ空港に向かう時間でした。ああ、一日観光って短い！
私達にとっては珍しく空港まで電車で移動。多分、息子が生まれて初めて皆で電車に乗るんじゃない？って感じ。でもカナダプレイスから空港までのアクセスは非常に便利だった。安くすんだし、豪華クルーズ旅行の後だから節制の為。
バンクーバー空港。トーテムポールがあったり、エアカナダの飛行機が沢山止まっててカナダらしい空港。
・・・にも関わらず、私はすっかりカナダはアメリカ国外だという事の意識が薄かったらしい。空港内のUSカスタムで、手荷物についての質問用紙｢食べ物は所持していますか？｣というのに対し｢いいえ｣。しかしX線モニターにはしっかり息子用のバナナが写っており・・。USカスタムの方の指示で別室へ連行。。
更に質問攻め。｢他に食べ物は？特にフレッシュフルーツやナッツなどは？｣｢・・・！！そういえば・・・スタンレー公園で拾った栗が大量に・・・！｣｢スタンレー公園に栗？そんなの見たこと無い、スーパーで買ったんでしょ！！｣｢いや、拾ったんです！！｣
そんな押し問答の結果、情けをかけてもらい罰金300ドルを何とか免れて、ようやく釈放。。時間はあっという間に過ぎてしまったらしく、ゲート付近に行ったときには免税店やレストランなどは既に殆ど閉店済み。
まあ、何とか飛行機に無事乗れたし、良かったとするか。