ホテルの中のレストランは快適で安心なのですが、「ちょっと違った雰囲気も楽しみたいな」という事で、ホテルデスクで地元の水上レストラン(Kelong Restaurant)を予約してもらいました。ニラワナリゾートにも同じような水上レストランはあるのですが、かなり洗練されている雰囲気、価格も日本のレストランとあまり変わらない位のお値段です。
RM. Ciu Yong Seafood Restaurant: RM. Ciu Yong Seafood (ビンタン島) の口コミ47件 – トリップアドバイザー (tripadvisor.jp) ここだと、、送迎を入れても桁違いに安く済みます(笑)
ホテルから送迎タクシーで約30~40分。ビンタン島の反対側に位置するレストランです。途中で市街地も通りましたが、ビンタン島のリゾートホテルとは全く違った発展途上国の姿がありました。
Kelong ケロンというのは、主にシンガポール周辺諸国でしか見られないマレー式の水上家屋です。ケロンは、海の民(オラン・ラウトというこの周辺の民族)の住居だったのですが、近代化に伴ってケロンも随分少なくなっているのだそうです。
基本的にケロン=漁師の家という感じなので、ケロンには海産物用の生簀が沢山設置されています。
生簀から自分の好きな食材を選んで料理してもらえます。せっかくなので蟹とロブスターだね! …衛生的に大丈夫なんだろうか。。と少し心配。
席に通されました。壁や窓もないのでオープンエアーな解放感があります。屋外だから蒸し暑いんじゃ…と警戒していましたが、案外座ってみると風もあり快適です。
飲み物、ビンタンビールで乾杯です!こちらではビールジョッキに氷を入れて供されます。蒸し暑い気候だし、そもそもビンタンビールは東南アジアのビールによくあるサッパリ系の味なので氷を入れても違和感は左程無いのです。
…でもこの氷って衛生的に大丈夫なんだろうか。。とやっぱり少し心配。
頼んだ料理がガシガシ運ばれてきて… 案外1皿が大盛な量で驚きました。
お醤油が少し欲しいな…と思って、店員さんに「Soy Sauce下さい」と頼んだら…「ああケチャップね」と言って醤油を持ってきてくれました。海外製キッコーマンでしたが、味は日本と同じ感じでした。
インドネシアではお醤油はケチャップというのだそうです(笑)
中国(武漢)赴任が長かったデジ(父)があれやこれやと色んなものを頼むクセがあり、気が付いたら倍じゃない?って量の料理が運ばれて来てしまいました。
食べる量にも限界があるので、余った料理は結局お土産にしてもらって(ボックスに詰めてくれた)帰りました。
リゾートホテルの外に出ることはまず無いので、ちょっとした冒険した気分にもなり、いい思い出になりました。因みに全員お腹を壊すこともありませんでした!(笑)
旅行の一番の思い出は、数年経ってみると無難に快適に過ごした時よりも、ちょっとしたハプニングや冒険をしたときの瞬間の方が圧倒的に残るものなんですよね…
その時は険悪なムードや危機一髪だったりするのですが、数年経ってみるととっておきの笑い話になってしまうのだから面白いもんです。