帰国後の旅行編 ベトナム旅行㉑ ハノイ市内観光(2023年元旦)その2:ベトナム民俗学博物館

チャンクオック寺を後にして、次にツアーバスが訪れたのはベトナム民俗学博物館です。

ベトナム民俗学博物館(Bảo tàng Dân tộc học Việt Nam)

この周辺は博物館系が多く集まっています、日本でいう上野的な?

博物館内も、ガイドさんが一緒に周って英語で紹介してくれました。

英語表記もありますが、分かりやすく説明してくれるのでツアーはやっぱり便利ですね。

ベトナム国内の民族一覧がまとめてある。

入ってすぐにベトナムの民族の概要が大きなパネルになって説明されています。

ベトナムには、公式には54の民族が存在していて、山岳部などに少数民族が多く存在しています。日程に余裕があったら行ってみたかった・・。

ベトナムの9割は「キン族」Việtで、中国南部系(中国系と少しだけマレー系が入り混じった感じですかね)と似ています。中国や西洋からの影響を強く受けながらもグエン朝等独立国家を保持してきた中心的民族ですね。ベトナムの民族衣装と言えばアオザイですが、これはキン族由来です。

博物館の2階に上がると、少数民族の暮らしの展示がしてあります。

モン族(Người Hmông)の機織りの様子

ハノイの北の方には、モン・ザオ語系のモン族(更に細かく、花モン族・赤モン族・白モン族・黒モン族・・・と分かれている)。モン族の民族衣装には、色鮮やかで素敵な刺繍が施されていてとても可愛いです。民族毎に色彩や紋様が違ったりするので、それで見分けるようです。モン族に会いに、サパ(ハノイからバスや電車で約6時間)にいつか行ってみたい!

同じ2階では、野生の象の分布図と、また象と共に生きる少数民族に関する展示もまとめられています。主にはベトナム中部の山岳部に生息しているそうです。

ベトナムの象の分布図

タイグエン省のバンメトートという山岳部にある都市では象乗り体験が主な観光となっているようです。行ってみたいけど・・・多分かなり遠いんでしょうね。

博物館にはカフェやショップもあって、特にショップは見てみたかったけど、ツアーの時間もあるので立ち寄ることは出来ませんでした。

ベトナム民族学博物館>:Vietnam Museum of Ethnology (vme.org.vn)

ツアーバスで次の移動先、「文廟」に向かいます。続く。

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