医療関係 アメリカ ベイエリアでの出産するに際しての準備

渡米して乗り越えなくてはいけなかった大きなイベントの一つ。出産。

妊娠7ヶ月で渡米した私は妊娠がカバーされる保険に入ることが出来なかったので、病院探しは大変でした。病院のシステムは日本とは違うので何を基準にして選べばいいのかも分からず。日本との一番大きく違ったのは、出産をする病院は一つの病院では完結せず、分娩施設の病院に、別の病院から産婦人科医、小児科医、麻酔科医等の先生が来るので各々に予約を取ったり支払いをしたりする事です。ともかく出産に関して下記のポイントを考え調べました。

  1. 保険加入の可能性                                            まず妊娠初期であれば保険に加入できる場合があります。でもアメリカの妊娠保険は高額なので通常は保険に入って7-8ヶ月は妊娠を待たないと適用されないそうです。赴任などの場合は団体で入っている保険で妊娠もカバーされる様です。留学生などのスタンフォード関係者は、妊娠もカバーされるスタンフォードの保険に普通は加入するそうですが、我が家はトニーの会社斡旋の旅行者保険でした。もちろん妊娠はカバーされず。私の調べでは収入の足きりはあるものの、カリフォルニア州の妊娠保険が一番可能性が高かった。3人目があったらコレに入るかな(笑)http://www.aim.ca.gov/Home/default.aspxでもアメリカの医療保険ってHMO,PPOと大きく2つに分かれていて、上記の低価格保険料のHMOの保険では診てもらえる病院が限られるのです。病院にその保険が使えるかを確認しないといけません。ともかく私の場合は妊娠がカバーされる保険には入れる余地が無かったので自己負担となりました。                                           
  2. 検診・出産費用                                              妊娠をカバーされる保険に入っているのであれば、費用は考える必要はないかと。でも我が家は旅行者保険だったのでカバーされない為、自己負担となります。病院によって費用が大きく異なるアメリカは自己負担だとかなりの高額になります。実際、アメリカで自己破産をする半数は医療関係で破産しているとか。スタンフォード界隈の日本人はスタンフォード病院http://www.lpch.org/かエルカミノ病院http://www.elcaminohospital.org/で分娩する方が大半です。分娩費用だけで300万円とか500万円とか話を聞きますが自己負担の場合、正規料金からの割引がありこれも考慮に入れて値段を確認しなくてはいけませんでした。出産関係の支払いは結局①産婦人科②分娩施設③小児科④麻酔科の4箇所に分かれており各々のサービスと料金があります。実際には妊娠7ヶ月以降の出産関係費用は①$2,603(初診料、数回の妊婦検診を含む、30%割引後)②$7,000(パッケージ料金)③$1,250(25%割引後)④$392(20%割引後)、合計$11,245でした。当然両親が日本人であれば健保から出産一時金も申請可能。                         
  3. 日本人の産婦人科医                                          また産婦人科と分娩病院は違い、各々経営会社が違うので予約も費用清算も別々になります。お産はなんとか日本人の先生に診てもらいたいと思って私も日本人の先生を探しました。サンマテオにhttp://www.mills-peninsula.org/dr-miki-chiguchi.html マウンテンビューにhttp://www.pamf.org/dr-takeshi-inouye.html http://mydoctor.kaiserpermanente.org/ncal/provider/wakakonomura/about/professional?professional=aboutme.xml 日本人の先生がいらっしゃいます。私はマウンテンビューのPAMFにいらっしゃる井上先生にお世話になりました。とても親切で優しい先生でした。ただし分娩に関しては数人の産婦人科医でチームを組んで対応しているようで必ずしも分娩に立ち会ってもらえると言うわけではありません。そして先生がどこの分娩施設を使っているかで分娩施設が決まります。同じ病院内に産婦人科も、分娩施設も、小児科もあって清算も一度で済む日本とは大違い。不便です。。
    あと妊娠初期段階までは無料で診察してくれるクリニックもあります。Real option http://www.adamericayp.com/realoptions/
  4. 妊娠・子育てサポート                                          産婦人科、分娩施設でもマタニティクラス、子育てサポートクラスはありますが、割と高額で例えば分娩施設の見学ツアーなどは100ドル位の参加費がかかってしまいます。私は二人目の出産という事もあってマタニティクラスなどは殆ど出ませんでした。スタンフォードの近くに日本人の妊娠サポートグループhttp://mamasfriend2.blogspot.com/2012/02/blog-post_4550.htmlがあってお世話になりました。それ以外でも、現地の妊娠、子育てサポートのサービスをしている施設があって日本人以外だと良く入ってるという話を聞きます。http://blossombirth.org/ http://dayonecenter.com/classes/calendar/palo_alto/11出産、入院時の思い出~                                       
カテゴリー: イベント パーマリンク

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